他の文化圏の「人と動物の係わり合い」をあえて論じるのは、魂胆があるからだよね。
TPPで言うこと聞かねえし、靖国バリア使って韓国の救済から逃げるし、ちょっと外圧を感じさせて立場を分からせてやれってことで、いちゃもんつけてるんだろうね。
あまり真面目に取り合う必要もない。別に正面切ってアメリカを敵にまわす必要もない。笑顔で仲よさそうにしつつ、鼻くそホジりながら、「ねーよ(笑)」と言っとけばよい。
大体、人と動物の係わり合いの歴史なんて、可愛がるか利用するか虐待するか食うか、なんだし。
●イルカ・クジラ
200年くらい前の欧米では照明用の燃料。アメリカが日本に開国を要求したのだって、捕鯨船の補給基地が欲しかったからだし。
日本とデンマークでは食材。アメリカとかじゃ軍用に使えないか研究されているらしい。水族館では芸達者な人気者。今の欧米では愛玩動物。ウォッチして楽しむものらしい。
クジラのひげはバイオリンの弦に使われるってホントなのかねえ。
●犬
狩猟民族や遊牧民では大事な働き手。農耕民族は割と食材。日本でも食べていたらしい。現在では世界的に愛玩動物。
一部で闘犬、ドッグレース、麻薬犬、警察犬、盲導犬、軍用犬とか。日本の神社では狛犬として神の使い扱い。
●猫
有史以来、基本愛玩動物。ねずみ退治のため活躍していたときもある。なぜか三味線とか手袋の材料。騙されて干支にいれてもらえなかった気の毒な奴。西洋でも不遇な話が多い感じ。
●豚
イスラム以外では食材。肉も美味いし骨から取れる出汁もうまいし、捨てるところがない。ほとんど人間のためにいるような生き物。イスラムでは不浄の存在。毛は歯ブラシの材料。褒め言葉には使われない。
●牛
昔は労働力だったときもある。日本では車を引いていたこともある。現在はヒンズー以外ではほぼ食材。穀物を食わせた牛の美味さは異常。ヒンズーでは神の使い。闘牛に使われることもある。
●羊・ヤギ
常に食材。原発の放射能汚染を監視するための生きた指標として使われる。羊毛のセーターは暖かい。
●馬
昔は戦争の道具。移動手段として使われていた。農耕に使ってたこともある。今は食材と競走馬、それと金持ちのたしなみに使われる。
●鶏
基本的に食材。江戸時代の日本では観賞用だったらしいが。
●キツネ・狸
基本的に有害鳥獣。病原菌もちなので注意が必要。なぜか東洋では神様だったり、人を化かしたり。
●熊
基本的に有害鳥獣。なぜかサーカスでは自転車に乗ったりする。
●ライオン・虎
動物園の人気者。なぜかサーカスでは火の輪をくぐったり、玉の上にのったりする。
●ヘビ
石器時代から弥生時代くらいまでは、ねずみ対策に絶大な威力を発揮していたっぽい。今は見た目のせいで嫌われ者。財布の材料になることもある。
●ワニ
基本的にハンドバッグとかベルトの材料。
●象
軍事利用されていたこともある。移動手段として使ってる国もある。サーカスでは二本足でたたされたりする。動物園の人気者。でも牙はハンコの材料でもある。
●猿
基本的に有害鳥獣。なぜか芸をさせられていることがある。反省が得意。
●ねずみ
病気は運ぶは食料を食い荒らすわ、とにかく有害鳥獣。医薬品の実験台とかにされまくる。フィクションではなぜかいい奴扱いが多い。
●鵜
魚を取るための労働力として使われることがある。でも基本レア食材。
●鷹
狩りをするための労働力として使われたことがある。でも剥製にされたりとか観賞用にされたりが多い。
●ハト
通信用に使われたことがある。大都市では有害鳥獣。でもなぜか平和の使者扱い。食材としてもイケる。
●アヒル
愛玩動物か食材。中華では虐待のあげくに高級食材にさせられる。
とまあ、こんなわけで、イルカ、クジラだけ大事にしろとか(笑)