リニア新幹線を五輪に間に合わせることについて

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000045-asahi-ind

うーん、ツイッターとかの論調をみていると、まあ、無理だろうねえ、仕方ない、みたいな論調なんだけど、あきらめが早すぎやしない?

経団連の米倉は嫌いだけど、この件に関しては、意見は同じだなあ。なんとか間に合わせる努力をしてもらいたいよ。

どうしても無理っていうなら、羽田、成田と東京駅をリニアで結ぶのでもいいや。

国が必要な資金を投入して全力でバックアップしてでもやる価値があると思う。

なんで、そこまでリニアにこだわるか?っていうと、それが日本にくる外国人のお客さんへのワクワク感になるから。ただ単にオリンピックの競技をみてオシマイってわけじゃないでしょ?日本の名所、世界遺産とかをぜひ観光して欲しいでしょ?そのときにリニアがあれば、リニアに乗ること自体にもワクワク感をもたせられると思うんだよね。

JRが単独で建設するのであれば、そりゃ無理なんだろうけど、国がJRにとって有利な条件でバックアップするのであれば、JRにも頑張るだけのメリットが出てくるだろう。

だいたい、やる、やらないの議論をする前から、最初から結論ありきで不可能っていう声明を出すこと自体が気に入らない。JRの経営者だって従業員には売り上げ目標とか利益目標とか無理難題を押し付けるくせに、いざ国から強い要求が自分の身に降りかかりそうになったら、さっさと不可能と言い切る態度が、実に気に入らないね。

必要なバックアップを試算して、国からそれらのバックアップを引っ張り出せるかどうかを確認してから、やるやらないの結論を出すならわかるけど。

新幹線にしても在来線にしても、国鉄から受け継いだものをベースに商売をしているんだから、今は民間企業です、なんて言い逃れは通用しないと思うけどなあ。