なんか、育児休業で結構検索がかかるみたいだ。

男性で民間企業で育児休業を取得する人、今でも本当に少ないみたいだね。私が当時勤めていた大手企業でも第1号だったし。


でも、男女とも取得したいって思ってる人は結構いるのだろう。だから情報を集める。制度的な情報はネットでいくらでも手に入る。だけど、実際のところどうなの?って情報は少ないだろうね。


リアルの知り合いとか同僚とか友達からよく聞かれる質問がある。それは育児休業を取得して後悔していないか?って質問。


そして、私の答えは「微塵も後悔していない」なんだよね。1年間取得した後で、元の会社に復帰したけれど居場所がなくて、結局、転職を余儀なくされたけれど、それでも。


だってさー、仕方ないんじゃね?奥さんは病気だったし、赤子の世話はどう考えても必要だったし。それらをこなしつつ働いてる状況を維持するなんて無理だったんだから。


育児休業に限らず、例えばそれがガンとの闘病とか、事故にあって半身不随からのリハビリなんかだったとしても、結局、現実を受け入れた上で、どう生きるかを模索するわけじゃん?


逆にいうと、育児休業をそういうものと同列と認識せざるをえない状況の人は取るべきでしょう。


民間企業で育児休業取るには、なかなかいろんな覚悟がいるしデメリットも多いけど、逆に覚悟完了していれば、案外雑音は気にならなくなるよ。


そこまで深刻な状況じゃない人でも、別に育児休業とればいいんじゃね?って思うんだよね。制度あるんだしさ。


終身雇用もなくなりつつあるし、いつ会社が倒産するかわかったもんじゃないんだし、地震津波放射能汚染とリスクだらけなんだし、昭和のように予定調和で人生を生きるのは難しいよね。


ま、人生変わっちゃうかもしれないけどさ、数年間の育児休業中は給付もでるし、育児に専念できるし、確かにメリットはあるんだから、そこはポジティブに考えられるじゃん?


そして、あとのことは後に考えるんでもいいんじゃね?案外どうとでもなるもんだよ?