最近知ったんだけど、エロ本って全然売れなくなりつつあるらしいね
ソースになるかわからないけれど、このブログを読んで、いろいろ考えてみた。
エロ本業界の厳しすぎる現状について書きました - ダリブロ 安田理央Blog
確かになあ。いろいろ思い当たるフシがある。
だってさ、近所の新青梅街道沿いのエロ本屋にいる客って、自分と同じ世代かそれよりの上の世代しかいないもん。
とにかくオッサンか年輩の人ばっかり。パッとみで若い人いないんだよね。
そーいえば、近所のツタヤのエロDVDコーナーもオッサンばっかりで若い人いないかも。
やっぱり、若い人は携帯とかPCとかなんだろうね。
そりゃそうだよね。わざわざ本屋に足を運ばなくても、ネットを通じれば、いくらでもエロ画像やエロ動画がみれるし。
つまり、今、エロ本をわざわざ本屋に買いにきてる人は、つまるところPCとか携帯とかが使えない層ってことになるのかな。
大体、そもそも少子化で若者が減ってるんだよね。そもそも若者世代の市場としてのパイは大きくない。
男性の性欲のピークは10代後半から20代前半って話だし、その世代が一番エロ本とかエロDVDを欲するはずなんだけど、彼らはデジタル世代なわけだから。
そりゃ小売のエロ本なんて売れるわけがないなあ。エロ本屋にいくと、確かに年配向けのエロ本が多い気がする。
綺麗系AV女優より素人企画モノ、グラビア系より素人投稿モノ、20代より熟女モノ、あたりが多い比率だった気がする。あとは、風俗情報専門誌、そんなとこかな。
内容がこうだから、なおさら、エロ本屋にくるのはオッサン世代以降ばっかりなんだろうなあ。
しかし、エロ本が売れないってことは、自分の子供時代と比べても、いろいろ気になる事象が出てくるなあ。
だってさ、今の子供たちってエロ本じゃなく、携帯とかでエロ画像をみて、エロに触れるわけでしょ?
ちょっと、エロへの入り口が広すぎだし、ハードルが低すぎやしないか?とは思うんだよね。
私が子供の頃なんて、エロ本を見るのには、かなりの努力が必要だったよ。
第1手段が、親父の書斎に忍び込んで、親父のエロ本を盗み読むってのがあった。
これは家族が家から全員で払っているときしか見れないし、本があった場所に寸分たがわず元の状態に戻さないと駄目だったし。
第2の手段が野外探索。
河原とか竹やぶとかで、エロ本探索。竹やぶとか河原にエロ本が大量に落ちてることがあったんだよね。それを定期的に探すわけ。
あれ、きっと同世代の誰かが、溜め込んでいたエロ本の隠し場所に困って、竹やぶとか河原に隠したか捨てたかしたんだろうなあ。
小学生だった私は、それを定期的に探したよ。
雨が降った後だと、本がぐしゃぐしゃに濡れていて、もう駄目なんだけど、しばらく乾燥した日が続く冬なんかだと、かなり状態がいい本とかが手にはいったし。
でも、家に持って帰っても隠し場所がないから、やっぱり、そこにおいとくしかないわけ。んで、雨が降ってすべてがリセットされてしまうわけ。
あれって簡単には手に入らないからこそ、探求と努力にすごいエネルギーを費やせたと思うんだよね。
今の子供たちだって、もちろん親の目を盗んでエロ画像とかエロ動画を見てるんだろうけれど、ハードルが低すぎなんじゃない? いつでもどこでも見れるわけだし、お手軽すぎでしょ?
そんな風に甘やかされてるから、草食系男子とかが出来ちゃうんじゃないのかな?なんて思ったり。
まあ、さすがにこれはこじつけかな?
今はPTAとかもうるさいだろうしね。コンビニだってエロ本置けない店があるみたいだし。もうちょっとおおらかでもいいんじゃね?と思うんだけどね。