ついにダイエーも消滅か。

誤字脱字修正


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140924-00000123-reut-bus_all


ま、うちの近所にも車でいける距離にダイエーが2店舗あったんだけどね。両方とも客、入ってなかったなー。別に商品が悪いとか、店員の態度がどうとか、そういうこともなかったと思うんだけどね。


ただ、どっちも古い建物というか外観も汚くて、まさに昭和のスーパーだなーって感じ。とにかく天井が低いんだよね。それと照明が暗い。


なによりトイレが古いんだよね。綺麗に清掃はされているんだけど、やっぱり和式とか多くて、洋式があったとしてもウォシュレットは設置されていないし。


駐車場の枠線もやっぱり狭く作られているんだよね。昭和の時代には、家族連れがこんなにもミニバンを選択すると思えなかったんだろうね。5ナンバーの車前提の枠線なんだよね。


昭和の時代ってショッピングカートがなかったじゃん?それ前提に作られているから、エレベータが小さくてしかも1機しかない。だから、エレベータがすごく混雑するんだよね。


赤ちゃん連れなんかだと、赤ちゃんのオムツを替えたり、ミルクを飲ませたりするスペースが欲しいんだけど、古い建物だから、そういうスペースも全くないんだよね。


昭和の時代はそんなもん全部なくても問題なかったんだけど、イオンとかヨーカドーが新しいショッピングモールを建てるんだよね。そうすると客は便利で綺麗で専門店が入ってるソッチに流れちゃうよね。


ちなみに、2店舗あったダイエーのうち、片方はもうなくなって建物も取り壊されちゃって、そこに新しくて綺麗なショッピングモールが開店してる。客の入りはかなりいいと思う。


扱ってるものにほとんど差はないし、値段も取り立てて差があるとは思えない。完全に同じ立地なのにそういうことが起きちゃうんだよね。


つまり、それくらい立地と取り扱い商品と値段は、もはやこの手のスーパーではあって当たり前で、もっと別の次元で勝負をしなきゃならなくなったってことなんだろうね。


今のスーパーにとって大事なのは便利さと快適さと綺麗さ、それに行くこと自体に楽しみを見出せること。なんていうのかな。一種のエンターテインメント性が必要な感じ?


近所のイオンモールなんかもそうだけどさ、やっぱり本当に小奇麗だし、専門店にも飽きがこないように、定期的に入れ替えをしているしね。映画館があって、フードコートも選択肢がたくさんあるし。


休日に来てる客をみていると、目的の商品がある客ももちろんいるんだろうけど、単にショッピングモールをぶらつく家族連れもかなりいる感じ。


ちなみに、小さめの食品スーパーなんかも近所にはあるんだけど、そこはちゃんと客が入っているんだよね。


やっぱ平日の普段使いにイオンモールとかジャスコはデカすぎるんだよね。さっと夕飯の買い物をして、さっと引き上げたい場合には、店舗がデカすぎてダルいと感じちゃうんだよね。


だから、そういう地域密着タイプの巨大資本じゃない小さめのスーパーはちゃんと繁盛している。ダイエーはそのどちらにもなれなかったってことだね。


コストコとかIKEAがあって映画館にフードコートに巨大な駐車場。これってアメリカの田舎の姿そのまんまというか、ホント画一的になったなあと思うよ。


ショッピングモールに限らず、田舎の国道とか走ると、大資本の全国区の店ばっかりなんだよね。だから、どこ走っても同じ風景。


効率を追求して利益を追求していけば、そういう風になるんだろうけど、若干抵抗感があるかなー。


子供の頃にはダイエーに随分とお世話になったんだよね。だからあのロゴがなくなるのは残念だけど、これも時代の変化ってことなのかな。