公共の場で子供が泣くことに対する私の考え

基本的な考えはこうだ。


自分も子供の頃に周囲の人たちにかなりの迷惑をかけている。というか、どんな人間も赤ん坊から成長して大人になるまでに、社会に対して相応の迷惑をかけてきている。


自分が他者に迷惑をかけるのはOKで、他者が自分に迷惑をかけるのはNGというのは筋が通らないと思う。お互い様と考えるべきなのが、基本だと思う。


特に、それが赤ん坊の場合は、周囲も運が悪いと思って諦めるべきだと思う。自分が赤ん坊のときに騒音を撒き散らして周囲を不快にしてない人間などいないだろう。お互い様ということだ。


睡眠薬を使えなどという意見があるが、赤ん坊の身体に最終的に責任を持つのは親なのだから、親が睡眠薬を与えることに否定的なら、そんな意見は黙殺でOK。


相手が小さな子供であっても、事情はそんなに変わらない。3歳児を2時間静かにさせておくことなど、土台無理な話だ。


親が子供を完全放置しているのは周囲に対する配慮としてはさすがに論外だが、一定の努力をしているなら、それ以上は誰にもどうにもできない問題だろう。


相手が小学生の場合、学校で長時間静かにしている訓練をしているはずだ。うるさい場合は親に注意する、もしくは本人に直接注意しても、全然かまわないと思う。この段階なら躾の問題だと思う。


子連れの親は公共の場での自分の子供が周囲に迷惑をかけるであろうことを自覚しているし、それでも迷惑を承知で飛行機や新幹線に乗る。経済的地理的な事情があって、そうするほかないからだ。


そして親の姿勢がどうあれ、小さい子供や赤ん坊を制御することは基本的に難しい。


結局、この問題を解決できるのは、隔離という手段しかないと思う。


航空会社も鉄道会社も、ファミリー向けの車両を準備してくれれば、喜んで乗車する。喫煙車、禁煙車を作るくらいなのだから、帰省シーズンとか夏休みのときは、16両の新幹線のうち2両くらい子連れ専用車両であってもいいくらいだ。


大きな病院の小児科に子供向けのテレビがおいてあって、常にアンパンマンとかがかかってるイメージだ。ニーズあると思うけどな。


もちろん料金だって通常車両より多めに払ってもかまわない。公共の場で子連れをする場合、まともな親は周囲に本当に気をつかって疲れてしまう。それを金で解決できるなら、そのほうが子連れにとってもありがたい。


でもま、今現在こういうシステムになっていないのは、実際いろいろ難しい問題があるのだろうね。


我ながら、普通の意見でつまらんと思うけれど、赤ん坊に睡眠薬を飲ませることを強要するよりは、現実味がある案だと思うよ。