最近の安物の折り紙は正確な正方形じゃないっぽい。
子供が学校などで使う折り紙を買うのだが、安いからといってダイソーの折り紙を買って与えていたんだよね。
まあ、折り紙なんて折っても、結局はゴミとして捨てることになっちゃうし、安いのでいいやって考えだったんだよね。
んで、子供が折り紙を折っている姿をみていたら、なんかしらんが自分でも折ってみたくなってきたんだよね。
考えてみれば、折り紙を最後に折ったのは中学生くらいかな。以来、折り紙など折った覚えがないんだよね。
鶴の折り方とか、まだ身体が覚えているだろうか?と思って、折り紙を1枚もらって、折り始めてみて気がついた。鶴を折る場合、最初に正方形を斜めに半分に折るでしょ?
対角線上にある頂点をあわせて折り曲げていったら、なんと、端のほうで折り紙の裏側の白地が見えてるんだよね。
ああ、これ、頂点をあわせ損ねたんだ、と思って、再度頂点を確認したら、きちんとあってるわけ。
結論、この折り紙は正確には正方形ではないってことだよね。
え?マジで?と思って、もう1枚とってみて、同じように折ってみたんだけど、やっぱり対角頂点をあわせて折ると、白地が余ってきちんと綺麗に折れない。
何枚か試してみたんだけど、1枚もきちんと正方形なものはなかったんだよね。
なんじゃ、これ? こんな折り紙が世の中に出回ってるなんて。自分の子供時代のことを思い出しても、折り紙がきちんと正方形じゃなかったことなんて、なかったと思うんだけど。
んで、妻に、「最近の折り紙って正確な正方形じゃないのな?」と聞いたら、「百均の奴は、みんなそんなもんじゃない?」との回答。
ネットで調べたら、やはり百均の折り紙の品質というのは、そんなもんらしい。
んー、でもこれ、理系的なセンスを体感的に養う上では、どうなんだろう? 正直かなり微妙だなーと思うんだよね。
図形がもつ特性を肌で感じるチャンスを、安物の折り紙が奪っているともいえるよなあ。
ネットでさらに調べていくと、「教育折り紙」なるものは、完全に正確な正方形らしい。amazonで調べたら、アッサリ見つかった。
教育おりがみ (金銀入り) 17.6cm×17.6cm 14枚入り 000005-100
- 出版社/メーカー: トーヨー
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
この見た目、ちょっと覚えがあるんだよね。自分が子供時代に使ってた折り紙も、確か、こんな感じのパッケージだった気がする。確か、銀と金が1枚ずつ入ってて、それがプレミアムだったんだよなあ。
そういえば、金属質な光沢ありの折り紙だけが入ってる奴もあった気がする。あれ、子供の頃、高くて母親に絶対に買ってもらえなかったんだよね。
調べてみたら、今でもあった。
- 出版社/メーカー: トーヨー
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
ま、当然だけど、ダイソーよりはちょい高い。でもね、やっぱり図形の特性を肌で感じるのなんて、小学生のうちしか出来ないと思うんだよね。
なので、ダイソーの折り紙も結構残っていたんだけど、教育おりがみを購入して、子供に与えることにしたんだよね。
面白かったのが子供の反応で、一度、教育おりがみで折った後に、ダイソーの折り紙に戻ると、結構ストレスに感じるらしい。ま、そうだよね。私もダイソーの折り紙で鶴を折ったら、ストレスに感じたし。
あ、ちなみに30年以上たっていても、ちゃんと鶴は折れました。記憶力ってスゴイねえ。